日本時間の6月5日午前2時、待ちに待ったAppleの WWDC 2018 が開幕しました。
直前のブルームバーグの噂通り、OS関連の発表のみでしたね。期待されていた iPad Pro や MacBook、iPhone SE などハードウェアの発表はありませんでしたね……。iPad Pro が発売されたら買おうと決めていたのに残念です(T ^ T)
今回は発表されたいくつかのポイントの中で、個人的にこれはすごい!と思った注目ポイントをまとめます。
また、今回初めてLIVEでAppleのイベントを観て、更にはライブツイートのようなことにも挑戦しました。今後も有益な情報を発信して参りますので、よろしければフォローお願いします!
注目度・期待度を星の数で表しています。
iOS 12
対応デバイスが多い!★★
iOS 11 対応のデバイスは全て iOS 12 にも対応します。具体的には、iPhone は 5s 以降、iPad は初代 Air、mini 2 以降、iPod は第6世代以降となっています。iPhone 5s や iPad Air は iOS 11 までかなと思っていましたが、これは嬉しいサプライズでした。僕の iPad Air もまだまだ現役で使えそうです(iPad Pro が発売されたらすぐに買い換えるつもりではいますが……!)。
アプリの起動速度が大幅に向上する!★★
アプリの起動は最大40%、カメラは最大70%、キーボードは最大50%の速度向上が見込まれるようです。体感としてどのくらい違うのかわかりませんが、古いデバイスでもまだまだ現役で使えるかもしれません!
Siri がパワーアップ!★★★
Siri がパワーアップし「ショートカット」という機能が実装されます。これは、予め自分のルーティーンとしている操作を登録しておくことで、作業の時間を短縮することができるというものです。詳細はまだ不明ですが、使い方次第で大きな可能性を秘めているのではないでしょうか!
使い過ぎ防止機能が実装!★★
アプリの使用状況をまとめて表示してくれる「スクリーンタイム」という機能が追加されます。SNSの見過ぎやゲームのやり過ぎなどが客観的にわかるようになるほか、アプリの使用時間に上限を設けることで、使用を制限することができるようです。健康意識の高い僕としては非常に嬉しい機能だと思います!
通知を管理する機能が充実!★★
通知も管理が楽になります。通知をアプリごとにまとめてくれる機能が追加され、まとめて消すことも楽になります。LINE の通知がたまったりツイートがバズったりといった問題も解消しそうですね!(笑)
また、通知を表示しない時間や場所を自分で設定することができるように。夜に目が覚めて画面を見ても、溜まった通知で睡眠を妨害されることはなくなります。勉強中に余計な通知を停止すれば、集中力が削がれることもなくなります。
昨今問題になっているスマホ依存問題を解決しようというAppleの取り組みでしょう。この機能を有効活用して、iPhoneと上手に付き合えるようになりたいものです。
FaceTimeがパワーアップ!★
FaceTimeによる音声通話・ビデオ通話が同時に32人までできるように。とは言っても、FaceTimeなんてほとんど使わない僕にとってはあまり関係ないと思います。仕方のないことですが、iPhoneユーザーしか使えない点でSkypeなどの外部サービスに勝つのは難しいのではないでしょうか。
メジャーアプリが登場!★
純正アプリメジャーが追加されるとのことですが、サードパーティ製のアプリはすでに色々出ています。このタイミングでわざわざ発表するほどのことでもなかった気がします。
いくつか試してみた僕のオススメはこれです↓↓↓
ARKit が進化!★★
ARKit 2では、複数のデバイスで同じ AR 環境を共有することができます。AR には詳しくないのでよくわかりませんが、WWDC での LEGO のデモンストレーションはすごく面白そうだなと思いました。こんな風に友達と遊べたら楽しいだろうなぁ。友達がいれば、だけど。
アニ文字が進化し、ミー文字が登場!★★
iPhone Xで使えるようになったアニ文字では、表情に加えて舌の動きも感知するようになります。また、コアラやトラ、T. rex といった新しいキャラクターも追加されるようです。さらに、自分オリジナルのアニ文字である ミー文字 も新たに登場。任天堂の Mii のような感じで、自分のアバターを作成することができます。
ただ、日本ではiPhoneユーザーでもメッセージを頻繁に使っている人は少ない印象です。iPhone X ユーザーですら、メッセージより LINE を使いたがるし。現状アニ文字は iPhone X でしか送れないということで、普及にはまだまだ時間がかかるかなという印象です。これが iPhone を買い換える原動力となればいいのですが。
iPadにもボイスメモ!★
今までは iPhone にしかなかったボイスメモアプリですが、iOS 12 では iPad でも使えるように。更には iCloud で共有できるようになります。2箇所で同時に録音したいという時に、iPhone と iPad を両方使うといった感じになるでしょか。
Face IDで複数の顔を登録できるように!★
Face ID では複数の顔を登録できるようになるようです。複数の顔の登録も重要ですが、個人的には精度をもっとあげてほしいです。赤の他人ですらロック解除される可能性があるなんて、怖くて使えないと思います。もっとも、Touch ID によるロック解除も絶対安心というわけではないとは思いますが。
macOS Mojave
macOS 10.14、通称 Mojave(モハべ)が発表されました。カリフォルニアにある砂漠の名前から取ったようですが、あんまりかっこよくないなと思ってしまったのは僕だけでしょうか……。
ダークモードが追加!★★★
今までは白が基調だったマックの画面ですが、黒を基調にしたダークモードが追加されました。目に優しそうだし、なんかかっこいいと思います!見た目が変わるだけで新しい技術という感じがして、個人的には非常に好感が持てます。
スタック機能が実装!★
散らかりがちなデスクトップですが、新たに実装されるスタックによって、写真や書類、PDFなど、関連したファイルを自動でまとめてくれるようになります。ただ、僕は基本的にはデスクトップにフォルダやファイルを置かないようにしているので、スタック機能の恩恵はあまり無いと思われます。いつもごちゃごちゃになってしまうという人には非常に便利かもしれませんが。
それよりも、iOS で似たようなアプリを自動的にフォルダ分類してくれる機能が欲しいです!
watchOS 5
気づけばもう5代目なんですね……。始めはアプリの起動も遅く、使い物にならないとまで言われていた watchOS ですが、毎年の進化を経て非常に優秀な相棒になってくれました。
ワークアウトがアップデート!★★
今までは、ワークアウトを始めてもアプリを起動するのを忘れてしまうなんてことがありましたが、watchOS 5 では動きを感知してワークアウト開始を促してくれるようになります。全てのワークアウトをもれなく記録したいというユーザーにとっては朗報でしょう。
また、目標ペースを設定することができるようになります。例えば、1km3分でランニングというように設定すれば、それより遅くても速くても Apple Watch が知らせてくれます。これはランニングのモチベーションも上がりそうです!
Walkie-Talkie登場!★
Walkie-Talkie 機能で Apple Watch をトランシーバーみたいに使えるように。とは言っても、既に Apple Watch で電話できる以上あまり出番は無いのではないでしょうか。
現状 Apple Watch Series 3 GPS + Cellularモデルでは、電話回線を使って Apple Watch だけで電話できますが、それ以外のモデルでも Apple Watch だけで電話まがいのことができるようになったということでしょうか。
“Hey Siri.”が不要に!★★
Siri を呼び出すときは “Hey Siri.” と呼びかける必要がありましたが、watchOS 5 では手首を上げるだけで Siri を呼び出すことができるように。公共の場で “Hey Siri.” は恥ずかしいと思っていた方には朗報ではないでしょうか。
Webコンテンツを参照可能に!★
Webコンテンツを含むメッセージを受け取った際に、その内容をApple Watch 上で確認できるように。しかし、Apple Watch の画面だと小さすぎてほとんど読めないのではないかと思います。
watchOS 5 の新機能の多さには感動しましたが、実際に使う場面があるかと言われれば微妙かなと感じてしまいました。
tvOS 12
僕自身 Apple TV を持っておらず、詳しいことはわからないのでパス。
まとめ これからに期待!
いかがでしたでしょうか。今回はハードウェアの発表はありませんでしたが、9月こそは iPhone を始め、いろいろな新製品が一気に出ることでしょう!
iPad Pro、AirPods 出たら買うぞ!iPhone は迷い中!お金貯めないと!
参考URL:Apple Events – WWDC Keynote, June 2018 – Apple
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