宅浪する上で迷うのが勉強場所。一年間ずっと家で勉強していては、集中力も続かないし飽きてしまいます。そこで候補にあがるのが、公共の図書館です。
図書館には学習室や自習室といった勉強専用の部屋があり、多くの方が利用しています。
今回は、宅浪する上で図書館を利用することの是非について考えていきます。
気分転換になる
まず多くの宅浪生は、気分転換を目的に図書館に行くことでしょう。毎日10時間以上家で勉強していては、ほとんどの人が飽きてしましまいます。そこで、家を出て図書館に行くことで、それ自体が気分転換になります。
もちろん勉強場所が変わることも気分転換につながるでしょう。さらに、本を読むという有意義なストレス解消も気軽にすることが出来ます。
周りに勉強してる人がいる
宅浪は基本的に一人で勉強します。しかし図書館に行けば、他に勉強している人がいます。その人たちの中で勉強することで、モチベーションにすることが出来ます。
友達になるのは難しいかもしれませんが、「いつもいるあの人に負けないように、自分も頑張ろう!」と考えることが出来ます。
席があるとは限らない
周りに人がいることの裏返しですが、時期によっては席が空いていないことがあります。特に受験が近づいてくると多くの人が図書館を利用するようになり、席が埋まることが多くなるでしょう。
せっかく図書館に行ったのに、席が空いておらず勉強出来ないということも十分に考えられます。これに関しては行ってみないとわかりません。
とは言え、図書館に継続的に通っていれば、この曜日のこの時間帯は混むというようなことも分かってくると思います。
また、開館と同時に入れば確実に席を確保することが出来ます。生活リズムも作りやすいのでおススメです。
冷暖房が使える
暑さ寒さは宅浪生にとっても大敵。もちろん家でも冷暖房は使えると思いますが、図書館に行けば夏でも涼しい、冬でも暖かいという環境を無料で使うことが出来ます。
しかし、家とは違い自分で温度調節が出来ません。自分の温度感覚に合わないと思ったら、無理をせずに家の冷暖房を使いましょう。
図書館までの所要時間は?
図書館までの所要時間も重要なポイントです。図書館に行くまでに時間がかかってしまっていては、勉強する時間が減ってしまい、本末転倒でしょう。
僕の場合は自転車で5分ほどのところにあったので、苦もなく利用することができました。
考慮すべきは、図書館に行くことで、行くのにかかる時間以上の濃い勉強が出来るかどうかです。宅浪において時間対効果を考えることは非常に重要です。
予備校より開館時間が短い
多くの予備校に比べて、図書館の開館時間はかなり短いです。予備校は早いところでは7時から開いているところもありますが、僕の地元の図書館は9時半開館でした。閉館も予備校は21-22時頃なのに対して、地元の図書館は17時でした。約6時間も差があることになります。
さらに、図書館は週一で休館日を設けているところも多く、勉強時間の制限は家や予備校よりも大きいです。図書館だけで勉強するのは難しく、やはり家での勉強が重要になってきます。
感染症のリスクがある
図書館は公共の施設であり、多くの人がいます。人がたくさんいるということは、その分感染症のリスクがあります。
特に受験シーズンは冬の乾燥している時期と重なりますので、感染症のリスクを考えると図書館には行かずに家で勉強した方がいいでしょう。図書館はもちろんのこと、出来るだけ他の人との接触は避けた方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
図書館での勉強にも正負の側面があります。宅浪の一年間は長いです。試行錯誤しながら、自分に合った勉強スタイルを見つけましょう。
図書館を有効活用して、合格を勝ち取りましょう!