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受験シーズン真っ只中。晴れて合格を勝ち取る人もいれば、残念ながら志望校に合格出来ずに浪人する人もいます。

浪人するとなると、予備校に行くのが一般的ですよね。そんな中、僕は予備校に行かず、家で一人で勉強するという自宅浪人(宅浪)を経て、東大に合格しました。

高校の先生には「予備校に行け」と言われました。それでも僕は宅浪を選びました。

今回は、僕が予備校に行かずに宅浪することを選んだ理由をお伝えします。浪人するにあたって、宅浪にしようか迷っている方には是非読んでいただきたいです。

自分で勉強出来る自信があった

まずはこの理由が一番大きいです。予備校に行かなくても、このように勉強すればいいというのが、自分の中である程度分かっていました。

僕は高3の5月まで部活でバレーボールをやっており、週6のペースで活動していました。部活を言い訳にしてはいけませんが、他の受験生より遅れているのは自覚していました。現役時には多分受からないだろうとも思っていました。

「自分が受からなかったのは時間が足りなかっただけ。あと一年自分で勉強すれば合格出来る。」そう思っていたので、宅浪を選びました。経済的な理由もありますが、予備校の授業と同等の内容は参考書や問題集で得られると思っていたので。

自分で」というのがポイントです。自分で出来る自信がある人だけです。勉強に自信がない、やり方がわからないという人は、基本予備校に頼った方がいいと思います。

自分のペースで出来る

上の理由にも関連しますが、宅浪は自分で一から勉強するので、完全に自分のペースで進めることが出来ます。

予備校は授業なので、良くも悪くもペースが決まっています。高校の授業をもう1年受けることをイメージしてもらえばいいかと思います。

みんなのペースに合わせるので、わかっていても長々と解説されるし、わからないところでもどんどん先に進んでしまいます。

その点宅浪は、完全に自分のペースで勉強します。わからない問題を1日かけて考える、週に1回は気分転換に遊ぶ、夏はちょっとペースを落とす等、全て自分で決めることが出来ます。

要は自己管理が出来るかどうかです。自分で自分を律することのできる人は宅浪に向いています。宅浪の果てに合格することが出来れば、予備校に行って合格する以上に自信になることでしょう。

東大だから、情報は多かった

宅浪と予備校で大きく違う点の一つが、情報の手に入れやすさです。

僕の場合は東大を志望していたということもあり、勉強法や合格体験記のような情報が他の大学に比べて豊富にありました。

僕は、東大に毎年2、3人合格するというレベルの地方公立高校出身です。東大に毎年何人も合格者を輩出するような名門校と比べると、圧倒的に情報が少ないです。それでも東大ということで、他の大学に比べると書籍やネット等である程度の情報を手に入れることが出来ました。

情報は武器です。知っているというだけで、大きなアドバンテージを得ることが出来ます。先輩や知り合いに志望校の学生がいたり、予備校に近いレベルの友達がいたりして情報が得られるというのであれば、それは宅浪する大きな理由になると思います。

友達がいた

これもかなり大きい要因でした。僕と同じ高校に、同じように東大を目指した友達Sくんがいました。

Sくんも、現役時には東大に落ち、宅浪で1年間頑張って東大に合格したという、僕と同じ境遇を持つ人物です。

Sくんとは進捗状況を教えあったり、わからないところを聞いたりと、切磋琢磨して2人で一年間頑張りました。孤独な戦いである宅浪において、非常に心強い存在でした。

彼がいたから頑張れた、これは間違いなく言えることです。

(ちなみにSくんは、今年箱根駅伝を走ったあの人物です!)

費用を抑えられる

もちろん費用の問題もあります(これが一番大きな問題だったかもしれません……)。予備校に行くとなると、短期講習等も含めて100万円近くかかることもあります。国立大学の学費2年分に匹敵します。

一方、宅浪にかかる費用は、参考書・問題集代と模試代を合わせても10万円を超えることはないでしょう。予備校に比べて費用を10分の1近くに抑えることが出来ます。

僕の場合は、Amazonで中古の参考書や問題集をよく買っていました。どうせ1年しか使わないのであれば、中古でも十分だと思います。特に今はメルカリ等フリマアプリの台頭もあり、中古市場が活性化しているので、さらに費用を抑えやすくなっていると思います。

とは言え、お金を惜しんだためにまた一年を棒に振るなんてことはあってはならないので、お金を基準に考えるべきではないでしょう。自分の将来のためだと割り切って、予備校に行きたい方は親御さんに必死でお願いしましょう!

参考URL:大手予備校の1年間にかかる費用を徹底比較【河合vs駿台vs東進】|高校生向け受験応援メディア「受験のミカタ」

勉強以外のことにも挑戦しやすい

これは受かったから言えることですが、一年間勉強だけして過ごすのはもったいないです。

僕は宅浪期間中に、自動車の普通免許とバレーボールの審判資格を取得し、さらにはクイズ番組の予選会にも行きました。

さきほど紹介したSくんも普通免許をとりました。さらに陸上の長距離の練習を続け、宅浪中に自己ベストを更新するという離れ技をやってのけました。

勉強以外のことをやって落ちては本末転倒ですが、一年という期間を利用して何か他のことに挑戦してみるのもいいと思います(落ちても当方は責任を負いかねます!)。

孤独ではあるけれど……

予備校でも友達はいないという話も聞きますが、宅浪の場合は完全に1人です。一年間家族以外の人としゃべらないということも十分起こりえます。

とは言え、もともと受験は1人で向き合うものです。勉強だって基本は1人でするものだし、そこはそれほど気にする必要はありません。

1人でもいいとは言うものの、勉強以外の時間の気軽な雑談なども大事だとは思います。予備校に行けば、休み時間に友達とおしゃべりして気を紛らすこともできるのでしょう。

僕の場合は先ほど紹介した友達がいましたし、母が話を聞いてくれていたので、孤独のストレスはそれほど感じていませんでした。一方1人でいるのが嫌だというタイプの方にとっては苦しい一年になるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これまでを振り返って、僕が考える宅浪に向いている人とは、

  • 自己管理が得意な人
  • 合格に向けて何をやるかがわかっている人、考えられる人
  • 宅浪する仲間がいる人
  • 浪人する友達から情報を得られる人
  • 生活リズムを保てる人
  • 家族との関係が良好な人

一方、予備校に行くべき人は、

  • 勉強法がわからない人
  • 自己管理が苦手な人
  • 周りに志望校の知り合いがいない人
  • 家族との関係が良好じゃない人

いろいろ書いてはきましたが、宅浪しようか予備校に行こうか迷っている方は予備校に行った方がいいと思います。厳しいことを言いますが、始めから宅浪で一年間頑張るという強い意志のない人は、きっと途中で挫折することでしょう。

今後本サイトで宅浪経験を生かした記事を書いていくつもりですので、特に受験される方は今後ともよろしくお願いします!

おまけ

合格して、予備校に行っていた友達の話を聞くと、予備校もいいなと思うことがあります。

予備校に行くことで、聞いたことない数学の定理や物理の公式など、大学受験の範囲を超えた知識を教わっていました。

もちろん大学生向けの参考書等で学ぶことは出来ますが、受験の一歩先の知識を効率的に得たい人は、予備校の方がいいのかもしれません。

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