日本時間2019年3月18日夜、突如Appleから新型のiPad AirとiPad miniが発表されました!
どちらも長らくアップデートされておらず、ディスコンが噂されていたモデルですが、長年の時を経て復活しました!
詳しい比較情報は他の記事を参考にしていただくとして、今回は僕が特に注目するポイントをまとめてお伝えします!
(以下特に断りがない場合、iPad Air・iPad mini・iPad Pro・iPadは現行モデルを指します)
iPad Air
2014年以来のアップデート
iPad Air 2が2014年10月に発売されて以来、約4年半ぶりのアップデートになります。MacBook Airにしろ今回のiPad Airにしろ、長らくアップデートされていなかった「Air」が相次いでアップデートされています。
僕自身、最初に購入したiPadは2013年発売の初代iPad Airでした。「Air」という名前・ブランドに惹かれる方も多いと思うので、そのようなファンの心を鷲掴みにするのではないでしょうか!
大型化・軽量化
iPadやiPad Air 2の9.7インチディスプレイから10.5インチディスプレイに大型化されました。それにも関わらず、重量は約460gと、iPadよりも13-14g軽くなっています。厚みも7.5mmから6.1mmと、1.4mmも薄くなったのも評価できるポイントです。
とは言え、iPad Proの厚さは5.9mmと、iPad Airよりも薄いです。こちらもMacBook Air同様、名前によるイメージとは異なる逆転現象が起こっています。
Smart Keyboard対応
今まではiPad Proにしか対応していなかったSmart Keyboardですが、iPad Airにも対応するようになりました。ある程度のビジネスユースの期待にも応えられそうです。
現在Apple Storeで確認できるSmart KeyboardはiPad Air用となっていますが、iPad Pro(10.5インチ)とも互換性があることから、以前まで販売されていたものと同じものであると考えられます。
このことから、サードパーティ製含め、カバーやフィルムなどその他のアクセサリもそのまま使えることが推測できます。
iPad Pro(10.5インチ)との違い
僕が気になるiPad Pro(10.5インチ)との一番の違いはスピーカーの数です。iPad Pro(10.5インチ)には4基搭載されていましたが、iPad Airでは2基のみになっています。
10.5インチという大画面を利用して迫力のある音や映像を楽しみたいという方にとっては、やや懸念材料となるかもしれません。
その他にも、ディスプレイの性能にいくつか違いがあるようです。
iPad mini
2015年以来のアップデート
こちらもiPad Airほどではありませんが、長らくアップデートされていませんでした。iPad mini 4が2015年9月に発売されて以来、約3年半ぶりのアップデートになります。7.9インチという絶妙なサイズで、長らく人気のあったiPad mini。アップデートを心待ちにしていたユーザーも多いのではないでしょうか。
電車等で、9.7インチ以上のiPadやiPad Proを使用している方は見かけることがありますが、iPad miniを使用している方は最近記憶にありません。このiPad miniのアップデートを機に、小さなiPadで電子書籍を読んだり手帳のように使ったりする人が増えることでしょう。
Apple Pencil対応
iPad miniも待望のApple Pencil対応となりました!
最強のシステム手帳と形容されることもあるiPadですが、iPad miniならサイズ感も合わせてシステム手帳にピッタリでしょう。
どれを買ったらいい?
これで現行のiPadシリーズは、サイズの違いも含めて5種類が併売されることになりました。選択肢が増えたことで、どれを選べばいいか迷う方も増えるでしょう。ここでは、僕なりのiPadの選び方を簡単にまとめてみます。
- 初めての機種として。とりあえず使ってみたい→iPad
- 旧機種(iPad(2017)等)からの買い替え→iPad Air
- 気軽に持ち運べる、小ささにこだわる→iPad mini
- パワーにこだわりつつも持ち運べる大きさ→11インチiPad Pro
- とにかくパワフルで大画面→12.9インチiPad Pro
Apple Pencil発売当初はiPad Proしか対応していなかったので、iPad Pro一択でしたが、今回の新製品ラインナップから全てのiPadでApple Pencilが使えるようになったので、そこが選ぶ基準ではなくなりました。
今回発売されたiPad AirとiPad miniは、性能や価格がiPadとiPad Proの中間に当たる「竹」モデルです。あとは自分の想定する使い方に応じて、好みのサイズを選ぶと良いと思います。
まとめ
突然のAppleからの発表で驚いた方も多かったようです。僕も驚き、しばらく興奮状態が続きました(笑)。
iPad miniはわかりますが、iPad AirはなぜAirなんでしょう。僕の考えですが、iPadと併売していく上で混乱を避けるために「iPad Air」という名前にしたのだと思います。iPadにしろMacBookにしろ、AirとProの境界がなくなってきたように感じます。
とは言え、新製品の発売はやはり嬉しいもの。これを機に、iPadユーザーが増えることを期待しています!