iPadをお持ちのあなた!iPadを使いこなせていますか?
僕はiPadを使い始めて7年目。最近は毎日平均6時間くらい使っています。もちろんiPadを使わない日はありません。
周りにもiPadを持っている人は多いのですが、ネットサーフィンするだけ、動画を観るだけと言ったように、僕から見ると全然使いこなせていないなと感じることが多いです。
そこで今回は、iPadを使いこなせる場面を学生目線で紹介していきます。
ノート・メモをとる
学生にとっての1番の恩恵はこれだと思います。
多くの学生は講義で大学ノートやルーズリーフ等を使っていますよね?でも、講義がいくつもあるとその分持ち運ばないといけないし、かさばるし重いし整理も大変です。紙って思ったよりも結構重いんですよね。
その点iPadがあれば、ノートはもちろん要らないし、ペンを何本も持ち歩く必要もありません。書くのも消すのも自由自在。いくらでもページを増やせる。整理も紙のノートに比べてはるかに簡単です。
さらにApple Pencilがあれば言うことなしですが、ペンに1万円も払えないという人でも、安価なスタイラスペンはたくさん売られています。僕は今までにスタイラスペンを4種類ほど使ってきましたが、安いものでも十分に使えます。数百円程度のペンでも数カ月はもつので、シャープペンやボールペンよりもコスパは高いです。
しかし、安いスタイラスペンだと絵を描くには少々力不足な感じが否めません。もっとペン先が細く、感度が良いものを選んだ方が良いでしょう。
論文を読む、書き込む、整理する
学生であれば、文系理系を問わず論文を読む機会があると思います。
論文をPDFとして保存すればいくらでも持ち運べるし、書き込みも自由自在です。
また、英語論文を読んでいてわからない単語が出てきた場合、iPadの場合はその単語をタップすると内蔵された辞書で意味を調べることができるので、紙の論文よりも読む時間を大幅に短縮することができます。
暗いところでもメモを取れる
特に理系学生の場合、暗室で実験をすることもあるかと思います。しかし、暗い場所で紙にメモを取るのは非常に難しいです。
そんなときでも、iPadがあればバックライトで画面を明るく照らせるので、暗い場所でも不自由なくメモを取ることができます。
プリントを整理する
論文の整理とほぼ同じなのですが、こちらは自分でPDFファイルを作る必要があります。講義で配布されたプリントをスキャンしてPDFファイルにすれば、持ち運びも余裕だし、書き込みも簡単です。テスト勉強だって電車内などでも楽々です。もちろん友達との共有だってお手の物!
スキャンにはスキャナーを使う方法もありますが、スキャンアプリも無料でいろいろなものが出ているので、お金をかける必要はありません。
僕が使っているのはこのアプリです。
iPhoneとも同期できるので、iPhoneで撮影してiPadで見るといった使い方も可能です。各種クラウドストレージへのアップロードも可能です。もちろん全て無料です。
教科書を整理する
学生の場合、専門に進むと六法全書や医学部の教科書など、厚い教科書を何冊も持ち運ばなければならないということもあるかと思います。
その点、iPadなら何冊入れても当然重さが変わることはないので、持ち運びにはかなり便利です。
さらに、デジタルの教科書は紙の教科書よりも安い場合が多いので、金銭的にも助かります。
各種ファイル整理
「ファイル」アプリを使って、端末内ファイルや各種クラウドストレージに保存されているファイルを簡単に整理することができます。
【2020年1月15日追記】
iPadOSではUSBメモリや外付けのドライブといった外部ストレージにもアクセスできるようになり、ファイル整理の幅が大きく広がりました。
機能面ではまだパソコンには敵いませんが、PDFファイルやWord・Excelファイルなどをクラウドストレージに移動させたり、メールで送ったりと、簡単な作業ならパソコンよりも手軽に行うことができます。
Microsoft Office・iWork
Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint等)だって、iWork(Pages、Numbers、Keynote)だって、iPadで出来ちゃいます。
【2020年1月15日追記】
現行機種の場合、iPad mini以外でのMicrosoft Officeファイルの編集は有料プランへの加入が必要です。
閲覧 | 編集 | |
---|---|---|
iPad・iPad Air・iPad Pro | 無料 | 有料 |
iPad mini | 無料 | 無料 |
ちょっとした文書作りならパソコン要らず。別売のキーボードを使えば、更に効率を上げることができます。
語学学習に最適
語学学習をする必要なのがテキストと音声データ。これからはiPadがどちらの役割も担ってくれます。
電子書籍でもWebサービスでも、いつでもどこでも勉強できるので、学習の入りに対するハードルが低くなり、自然と勉強時間が増えます。
またこの場合も、デジタル教材は紙の教材よりも安いことが多く、コスパの面でも優れています。
電子書籍
Appleのブック、AmazonのKindleなど、電子書籍市場は次々と発展を続けています。
先述の語学学習とも重複するのですが、本をいつでも持ち運べることによって、どこでも本を読めるという環境により本を読む時間が増えます。
また、本だけでなくマンガや雑誌も気軽に読むことができるので、空いた時間にちょっと読んで自分の趣味を広げることができます。
動画視聴
多くの人が行っているであろう動画視聴。YouTubeなどの動画や映画を観るにはやはり大画面の方が良いです。iPadは片手で持てる大きさ・重さなので、ソファでもベッドでも自由に使えます。
さらに、iPadのRetinaディスプレイなら綺麗な映像を楽しむことができます。スピーカーも良いものが使われているので、立体的な音を楽しむことができます。
【2020年1月15日追記】
音にこだわるのであれば、iPad Proの4スピーカーがおすすめです。どんな向きでも快適な環境で視聴することができます。
スピーカーの数
iPad、iPad Air、iPad mini……2
iPad Pro……4
ゲーム
ゲームもやはり大画面の方が迫力があります。特にレーシングゲームやスポーツゲームなどでは、大画面を存分に活かすことで迫力のあるプレーを楽しむことができます。また、2人以上のプレーヤーで対戦する形式のゲームで特に重宝します。
友達とiPadを囲んでワイワイすれば盛り上がること間違いなしでしょう。
パソコンのサブモニター
「Duet Display」というアプリを使えば、Lightningケーブルを使ってパソコンをデュアルディスプレイ化できます。調べ物をしながら文書を書いたり、動画を観ながらチャットをしたりと、作業効率が格段に上がります。パソコンの画面が更に広がることによって、使い方も広がります。
【2020年1月15日追記】
iPadOSで導入されたSidecarを使えば、iPadをワイヤレスでMacのサブディスプレイとして使うことができます。純正の連携機能ということで、遅延なくスムーズに使うことができます。
参考URL:Sidecar で iPad を Mac の 2 台目のディスプレイとして使う – Apple サポート
まとめ
いかがでしたでしょうか。
iPadは学生にとって安くない買い物だと思いますが、いろいろな場面で役立たせることができるので、決して無駄にはならないと思います。工夫次第でいくらでも活用することができるので、素敵なiPadライフを楽しんでください!
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